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何で人は自己否定をするの?
ネガティブな感情から逃げたいと思う
自己否定をする人は、自分の感情を受け容れられません。
特に「悲しい」「辛い」「怖い」といったネガティブな感情にはとても敏感で、出来る限りそれを感じないように気持ちを押さえつけたり、無視して自分の中からその言葉を排除しようとします。
無意識に自らの行動を制限している
出来るだけ余計な感情を抱かないような行動を選択しています。
そのため自己否定することで、無意識に行動そのものに制限していると言えます。
自分は悲しい存在であると思っている
自己否定している人は、自分のことを「悲しい人間だ」と思い込んでしまいます。それは、他人からの同情や愛情を求める心理があるからです。
「自分はダメな人間だなぁ」「自分はできないやつだなぁ」と無意識の内に自分自身に刷り込んでしまい、自らの悲しみに溺れてしまうのです。
しかしその感情はやがて、自分は被害者であるという心理に発展して自分以外の存在、親、友人、会社、社会といったところまで否定の対象が広がっていきます。
完璧主義が原因の場合もある
理想とするあるべき姿を想像して、それに合致しない状況を創り出した時に猛烈に批判・否定して一切を認めない状況です。
何かひとつでも理想と違うものがあったり、一点でも失敗があると全てがダメなように錯覚してしてしまい投げ出してしまうのです。
そして自らの過ちを恨み、否定し「完璧ではないとダメ」という固定概念がその人を苦しめることになるのです。
自己否定が止まない理由
(カウンセリングでの回答例)
・幼少期の頃の辛い記憶や体験
・生まれてから今まで愛された実感がない
・もう傷つきたくないという自己防衛
・何事も完璧さを求めてしまいがち
・他人からの評価・承認欲求がとても強い
・期待もせず、底辺にいる方が楽に生きられる
お悩み解決ワードその1
「どうせ・・・」
この「どうせ・・・」には、自分を否定する際に使いやすい言葉です。
この言葉にはその後に続く言葉を前提事項として強調する働きがあります。
なので否定する際に、無意識に「どうせ出来ない」など否定語と合わせて使われることが多いのです。
お悩み解決ワードその2
「ポジティブな言葉」
人間は1日に約6万~8万語の言葉を話しています。
その中で実際に言葉として発するのは、約2万語程度と言われています。
では残りの4万~6万語は・・・頭の中で自分自身へ話している言葉です。
これを、内なる言葉(インナーワード)と言います。
この内なる言葉は、潜在意識下で管理されており、思考や行動にも大きな影響を及ぼします。
【幸せの公式】自己否定をやめる
「どうせ」+「ポジティブな言葉」
「どうせ」には、当たり前であるという前提事項の意味が含まれいるため、自分には当然の感情であるという認識になります。
これを利用して潜在意識のセルフイメージを上書きすることができます。
どうせ・・・うまくいく、儲かる、好かれるなど自分が望む言葉をつなげていきましょう。
経験談
私の場合、自分を可哀相な存在だと思い込むことで現実から逃げていました。
そして心のどこかに誰かにその事を気づいて欲しい、助けて欲しいと願っていたように思います。
しかし、それは誰しもが抱く感情ではないでしょうか。
どうせ、うまくなんていかない
どうせ、誰も自分になんか興味もないし気にもしない
どうせ、面白いことなんて何もない
【幸せの公式】どうせ+ポジティブな言葉
どうせは当然事項にする魔法の言葉
「どうせ」は続く言葉の意味を前提事項にして、あたかもそれが当然であるかのような認識を植え付けます。その自己否定で無意識に使っていた「どうせ」を自己肯定に使うのです。
どうせ、うまく行くんだよなぁ
どうせ、みんなに好かれちゃうんだよなぁ
どうせ、お金入ってきちゃうんだよなぁ
結論
あなたはこの魔法の言葉のあとにどんな言葉を付けますか?
この幸せの公式で、自己否定を止めましょう!

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